不死鳥に求婚されても静かに暮らしたい!

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ああ!!本当に面倒事が1回でも起きると連鎖の様にして次から次へと発生しますね!だから私は面倒事が嫌いなんですよ! こんなにもアイリスが荒れている理由は簡単だった。それはカラワーナが夕食時に言っていた事だ。何と深夜に武の部屋に全裸のリアス・グレモリーが訪ねてきたのだ、しかも自分の処女を奪って欲しいとか 勿論女性経験の無い武は固まり、リアスはそんな武を他所に服を脱がし始めた。上半身を脱がされズボンに手を掛けた所で更に侵入者が登場した 銀髪の髪に何処かのメイド服を着た女性が現れたのだ。そしてリアスとメイドの言い争いになってる所にアイリスがドアを壊す勢いで入ってきた。勿論二人は驚いてそちらの方を確認するがそれよりも早くにアイリスは足に着けているナイフを投擲する メイドはリアスを庇うようにしてナイフを弾き飛ばすがそれを勝機と見たアイリスは一瞬でメイドの懐に飛び込み組伏せ、ナイフを首筋に当てる 「死にたくないのならば自身の名前を言え、そして此処に来た目的を話せ。話さいのならすぐにこの首を絶つ」 メイドは何も言わないのか沈黙を通した 「そうか、ならば死ね」 手に持ってるナイフに力を入れメイドの首を絶とうすると 「ちょ、ちょっと待ってくれ!」 後ろに居る武の声によりナイフに力を入れていた力が緩む 「リアス先輩とその人は俺に何もしていない!だからその人を殺さないでくれ」 リアス達を庇う様にしてアイリスを止める。アイリスは不満そうな顔をしながらも組伏せて居たメイドから離れて落ちているナイフを回収する。それとリアスに毛布を渡してから武の斜め後ろに立つ 「まさか、貴女様がこんな所に居るとは思いもしませんでした」 メイドはよろよろと立ち上がりながらもしっかりとアイリスの姿を確認する 「貴女………」 「お久しぶりです。あの日アイリス様に助けていただいたグレイフィア・ルキフグスです」 「………グレイフィア」 グレイフィアの名前を聞きアイリスは僅かに目を細るが特にこれと言ったアクションを起こす事はなかった 「ええ、久しぶりね。でも何故貴女が此処に居るのかしら?」 「それは………」 グレイフィアも何処か居心地の悪そうな表情で言い淀む 「きょ、今日はもう遅いから明日話さないか?」 武の提案にお互い頷いた。リアス達はもう一度謝罪をしてから魔方陣で帰っていった 「彼女と知り合いなのか?」 「ええ、昔に」
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