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侵入者が村人に発見されると斧や鉈、鎌で襲われる。
村人は足が異常に速く、すぐに追い付かれてしまう。
警察に通報しようにも電波が入らない。
なんとか一番近くのコンビニの公衆電話で掛けても、なぜか警察に繋がらない。
そのため、面白半分に侵入した若いカップルは惨殺された。
しかも、犬鳴峠はヤクザが死体を遺棄する名所にもなっているという。
では、小屋の中の白骨もそれなのか?
政府はこの村が歴史上の汚点のためか、『特別保護区』に指定し、法律の適用を除外しているという。
村内の近親交配がこれ以上進めば、遺伝子の劣化を招き、生殖能力そのものが失われてしまう。
この話が事実なら、政府は子孫を残せず、村人が死に絶えるまで、村の存在を黙認するためなのか?
この犬鳴村はすべての行政記録、地図から抹消された禁忌の村なのである。
※実在した犬鳴村とは関係ありません。過去に存在した犬鳴村は現在はダムに水没しています。
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