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身体が重い、声が出ない…
どうしよう…
「玖斗、起きたか!」
喉痛くて声出ないよ…
「風邪ひいたんだ、声出るはずもないな。」
「う……」
「ん?水飲むか?」
僕は声の代わりに頷く
「ゆっくりでいい…」
「ん……」
僕はコップに入った水を飲む
飲む度に喉が痛い…
「少し眠れ、お粥作ってくる。」
こめんね…
彼に届くはずのないセリフを心の中で思った
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