第10章《鏡面世界(ミラージュワールド)の生活》

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アタシは湯船に向かい そのお湯の中にゆっくり入った… 人の気配を感じたのかなんだか ブクブクしてきた! すごい!今はやりの美肌になるマイクロバブル! 最先端を取り入れてるのね… さすがミロワール様だわ♪ アタシは足を伸ばして 肩まで浸かり目を閉じる はぁ…あっつい…のぼせちゃいそうだよぉ… アタシは湯船から出て脱衣場に向かった かけてあったタオルを手にとってた時 アタシの制服がなくなってる事に気づく あるのは執事のケッラーさんが 渡してくれた着替えだけ… アタシはタオルで体を拭いて ケッラーさんから渡されたシルク生地の ロングドレスを着てみた、肌触りいいねっ!快適…♪ そして黒薔薇のカチューシャをつけてみた… どうかな…似合ってるのかなぁ… アタシはとりあえず脱衣場から出る 台所からいい香りがする…! 料理を作ってたのは 執事のリウスさんだった! 執事リウス 「お、出たか…」 リウスさんは振り向いてこちらに視線を向ける アタシは気恥ずかしくて小さく会釈した 執事リウス 「素敵だね…メルアァ様の花嫁に しとくのはもったいない…」 アタシ (綺羅 結実) 「へ…?」  アタシはリウスさんに視線を向ける…
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