第10章《鏡面世界(ミラージュワールド)の生活》

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配下ラヴィ 「クロバラをオセワしてマシタ だから…クロバラをミマシタ!」 …!そ、そっか…あたし達の行為をみる前は 黒薔薇園で黒薔薇のお世話をしていたんだね…! アタシはミロワール様に視線を向けた 魔王ミロワール=メルアァ 「よし、引き続き 薔薇達のお世話を頼む。」 配下ラヴィ 「ハイデス!」 ラヴィくんは元気よく 玄関に向かって姿を消した アタシ (綺羅 結実) 「ミロワール様…ラヴィくんさっきの事…」 彼は頷いた 魔王ミロワール=メルアァ 「嗚呼…わたし達の肉体契約の 記憶は全て消えている… さあ、もう…何も心配する必要はない」 アタシは唖然としていた まさか、ミロワール様…記憶の操作も出来るのね… 彼は上げていた片手をおろし スーッと床を滑る… あ…尻尾がいつの間にか無くなってる! アタシはミロワール様の後を追いかけた アタシ (綺羅 結実) 「ミロワール様!も、もしかして アタシ大学を覗けるんですか?」 ミロワール様は振り向く 魔王ミロワール=メルアァ 「嗚呼…覗けるぞ、断片的にはなるがな。」 よし!それなら…明日、大学覗いてみようかな 楽しみを見つけられた気がするっ♪
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