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アタシ
(綺羅 結実)
「あの、ミロワール様…」
ミロワール様はアタシを見下ろして首を傾げる
魔王ミロワール=メルアァ
「…なんだ?」
アタシは彼を見上げる
アタシ
(綺羅 結実)
「えと…こ、子供って…つくれるんですか?
あ、アタシ…ミロワール様から貰ったもの…
ぜんぶ出しちゃったので
妊娠はしてないと思うんです…」
彼は微笑を浮かべる
魔王ミロワール=メルアァ
「ふ…はははは…
わたしの子が欲しいのか?」
アタシの体は初めては全て
ミロワール様に奪われた…
アタシは彼の子を身籠ってもいい…!
アタシ
(綺羅 結実)
「は、はい…」
ぽつりと呟くアタシにミロワール様は
真剣な顔になった…
魔王ミロワール=メルアァ
「良かろう、決意はかたいようだな
だが、子供を育てるのは大変だぞ?
生半可な気持ちで育てることなど出来ない…」
それでも、アタシはミロワール様の子供がほしい…
彼は嫌がるかな…?
アタシ
(綺羅 結実)
「分かってます…っ
そ、それでも!」
ミロワール様は微笑を浮かべた
魔王ミロワール=メルアァ
「よしよし…分かった…
人間が行為を行って妊娠出来る
確率は78%だが
なんとか、ヤってみよう…
しかし、今日はダメだぞ?
さっきヤったばかりだ…
壊れてしまっても困る」
アタシは小さく頷いた…
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