20人が本棚に入れています
本棚に追加
魔王ミロワール=メルアァ
「とりあえず今日は
もう、休め…
風呂なら使っていいからな」
ミロワール様は伸びをしながら
玄関から外に出て黒薔薇園に向かい
アタシはお風呂に入ることにした
明日は大学を覗きにいくから
少しだけ楽しみ♪
部屋の構造はアタシの家と同じだけど
反転してるんだよね…
う~ん…リビングが今いる所だから
あっちか!
アタシは脱衣場に向かう
「お嬢様…」
アタシは低く落ち着いた声に呼び止められた!
ケッラーさんね!アタシは振り向く
執事ケッラー
「お嬢様…今日からはロングスカートを
はいてください、そして…このカチューシャも…」
綺麗にたたまれたシルク生地のうえに
可愛らしい黒薔薇のカチューシャ、よくみると
シルク生地のたたまれたドレスにも
黒薔薇があしらわれてれる…
アタシ
(綺羅 結実)
「ありがとうございます♪」
アタシは着替えを受け取って
脱衣場に入る
鏡の向こうにはアタシの
家の脱衣場が見えるけどそこにアタシの姿は無い
振り向いて壁に吊るされてる
六芒星に飽きたと赤字で書いた紙…
アタシは綺麗にたたまれたドレスを
棚にのせて制服を脱いでたたみながら
着替えの隣に置く
最初のコメントを投稿しよう!