2001年8月14日

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自分の部屋はアパートの1階、すぐ傍には駐輪場を挟んで別の学生アパートが建っていた。 そのアパートは自分の部屋窓から玄関扉が見える形となっているので、夜でも灯りが差し込み、ある程度明るい。 真っ暗な自分の部屋、窓からぼんやりと差し込む光……そこに 人間の――――影が…………! 髪の長い人間の黒い輪郭が、自分の部屋のベランダ柵を掴み――よじのぼる! ドサリ、という音が聞こえて、窓のすぐ外に黒い塊が落ちる! 「…………嘘…………だろ…………ッ」 黒い塊は蠢くと、すぐに立ち上がる……! 恐怖のせいで、ついに涙ぐむ自分……カーテン越しに……窓のすぐ外に…… 女が…………立っている!!
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