白
2/6
読書設定
目次
前へ
/
28ページ
次へ
けれど、私は安物の金魚。 すくいすくわれるのが本来の姿だろう。 「楽しかった」 身体中から涙が出るなんてあるんだと、初めて知り。 「元気でね」 水分と一緒に毒のような朱を抜き取られ、茉白に変化した自分ほど痛々しいものはないと感じてしまったのだから、仕方がない。 扉を開けよう。
/
28ページ
最初のコメントを投稿しよう!
31人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
164(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!