ロマンスの足音

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居抜くような視線に、何も答えられなくなる。 「…ごめん。責めてるわけじゃないんだ。 ただ、心配なんだよ。」 …それだけ? 心配してるだけなの? 「大丈夫ですよ、私は。」 「…とにかく、送るから。適当に座って待ってて。」 送ってほしくて、来たんじゃないのに… もう、好きって言ってしまおうか。 フラれても、しばらく会わなければ、気持ちの整理もつく。 そしたら、私がちょっと頑張れば、春にはまた、ただのお客さんとしてここに来れる。 「香川さん、私…」 「電気、消すよ。」 えっ 瞬間、真っ暗になって… 「…っ?」 忘れかけていたあの時の温もりが、 私を包んだ…

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