君を抱く

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 その声が、すっかり彼を悦ばせてしまったらしい。  開いた口から混ざりあった液が流れると、激しく口付けあったまま、それを全部舐め取った。  ザラリとした舌の感触が、喉の下まで伝っている。 「んん…かちょ…お」 「四葉…」  艶っぽい声で囁きながら、切なげに瞳を揺らし、私を見つめていた彼は______  上半身をずらしながら私の足をパックリ開いてしまった。  はぎゃっ。  さらに、間髪入れずにオシリの方から下着の中に手を入れて、ツルリとそれを脱がせ始める。  ち、ちょっと待って!  びっくりして、私はガバッと起き上がった。 「や~っ、カエルさんみたいですよ、これ。  最後の砦、パンツだけは取らないでぇっ!」 「だーっ、お前メンドクサイっ。 穴開けるぞ!」 「………」  折角レイカ様から頂いた、魔法の一張羅(ナニを考えてるんだか、彼女、未使用の下着までくれたんだ)、破られたくない。  私が大人しくなると、彼は下着をアッサリ足から抜き取った。  そうして何と、ソコに顔を埋めてしまった。
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