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「んっ…あ…はぁっ」
ちゅくっ…
小さな水音と熱い息遣いだけが、六畳一間に響いている。それとともに迫りくる、波のような快楽に頭がおかしくなりそうだ。
私はいつしか羞恥を忘れ、甘い声で啼かされていた。
やがて、何度も襲う痙攣に、ソコがすっかり麻痺してきた頃。
ボンヤリ蕩けた目の端で、チラッと彼がベルトを外したのを捉えた。
その後すぐに、すっかり力の入らなくなった両膝が、腰ごとグイッと持ち上げられる。
クる。
何となく、分かった。
「ひゃっ」
硬いものが、さっきまでにすっかり溶かされたソコに押し当てられて、私はグッと唇を引き結んだ。
覚悟は出来ている筈だったんだけど…
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