藤城課長の嫉妬心

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 トロリと甘く囁きながら、あっさり唇を塞いでしまう。彼のキスは、いつだってとても情熱的。  噛みつくように唇を覆うと、すぐに舌を絡め合わせる。懸命に彼の動きに合わせていると、やがて混ざりあった液が口内を満たす。  彼はそれを飲み下し、今度は舌を突き入れて、私にそれを送り込む。   「ふ…あ……カチョー」 「課長って呼ぶな」  キスを続けながら、いつの間にか彼の片手は私のルームウェアの中にある。  最初は擽ったいばっかりだったそれが、すぐに快感に変わることを、ここ数ヶ月で私の肌はすっかり記憶してしまったみたいだ。  細くて長い、綺麗な形をした指は、こんな時までキレイな所作で、まるでピアノでも弾くみたいに丁寧な愛撫を加えてくる。  ゾクゾクする期待とともに、淫らな思考はその指の軌跡を思い描く。   「藤城課長…の指が…好き」 「こんなコトされてもか?」  彼は悪辣に笑うと、尖った核をゆっくりと廻していた指を、つっぷりと膣内(ナカ)に挿し入れた。 「っ…」    出し挿れを繰り返しながら、私を見下ろしている彼は満足そうに笑う。 「あ、あ…やだっ…もう」 「なんだ、1本じゃ足りないか」 「違う…やーっ、掻き混ぜない…で」  私は彼のなすがままに、夜毎にトロリと溶かされる……
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