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すると彼は、再び私の腰を持ち上げて、ソコをクニッと押し広げ、愛撫を再開し始めた。
「ひゃっ」
「…っつッ…」
その刺激に堪らず叫んだと同時に、歯を立ててしまったようだ。
彼が、声にならない声をあげ、腰を引いた。ちゅぽっと小さな音がして口からソレが抜かれると、彼が後ろに上体を起こしているのが見える。
「あ、ご、ゴメンなさ…」
調子にノリすぎてしまった。
恐々振り向いた私に、しかし彼は、ニッと口角を上げて見せた。
ゾクリとするような凄味のある、艶っぽい笑み。
「美咲、赦さない」
「え、ひぁ…」
彼は間髪を入れなかった。
私の腕をぐいっと引っ張ると、膝の上に脚を拡げさせ、すぐさま硬く膨張しきったソレを私の中に突き挿れた。
「あっあああっ」
散々待たされ、熟しきった部分に突然の快感を与えられ、私は思わず悲鳴を上げた。
時に緩く、時に強く…。押し寄せる快感に、頭がオカシクなってしまいそう。
なのに彼は、それだけでは飽き足らない。力の抜けきった私の腕を首に捕まらせると、夢中でお腹の奥を抉りだした。
「くっ、…ふう」
私が唇を噛み締めながら彼にすがると、切なそうに眉をしかめる彼。
愛しいと、心から思う瞬間、
私はいつしか夢中で彼に合わせていて__
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