4705人が本棚に入れています
本棚に追加
うっ、くくっ。
この姿、カチョーが見たら何て言うかな?
《以下、四葉の妄想》
『キレイだ、よく似合う。まるで東洋の美姫だな、美咲は』
『カチョーはいつだって王子様みたいに…ステキです』
『美咲…こんなにセクシーな君は初めてだ』
『ああ、カチョー…カチョーはいつだってセクシーで_____きゃうっ』
『美咲っ、もーガマンできないっ、美咲』
異国の地 カチョーと燃える 熱帯夜
(四葉 なーんてね。)
で…………
『あっ、あっ、カチョー…そ、そんなの、らめぇっ』
『ふっ、かわいいヤツめ。そんなトコロもますますいい』
………………
キャー、キャー
私ったらなんて淫らな!
天涯つきの、大きすぎるベッドの端から端まで転がって、ひとしきりジタバタ暴れた後。
「はぁ…はぁ…」
いけない、こんなコトで息切らしている場合じゃない。………寝よ。
その夜私は、
とうとう戻ってくることの無かった彼を待ちつつ、不安を幸せな(?)空想で紛らせながら、1人でちんまりと眠った。
最初のコメントを投稿しよう!