第1章~再会~

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真っ白な視界の中あたしの身体は小さくなっていた。 ここはどこ… 少しずつ前へ進むと、小さな男の子が笑顔であたしに向かって、手招きしている姿が見えた。 「誰?」 男の子に近づき、聞いても笑顔のまま答えない。 「菜月ちゃん」 そして突然あたしの名前を、その男の子が呼ぶ。 「僕が菜月ちゃんを守って、笑顔にして幸せにします!」 「涼太…?」 そしてあたしの前に、一輪のコスモスが差し出された。
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