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あの夢は…
なんだったんだろう
お母さんが用意してくれた朝ごはんをボーっとしながら食べていると
ピンポーン──
インターホンのチャイムが鳴り、ガチャッと玄関のドアの開く音がした。
「おっはよー。おじゃましまーす。菜月起きてる?」
そう言いズカズカと家の中に入って来たのは優子。
「あっ優子…」
「優子…じゃないよ!まだご飯食べてるの?遅刻するって!」
「嘘!!へっ?!」
慌てて時計を見るとHR開始まであと30分。
「一体いつまでご飯食べてるの?」
「ボーっとしてた…すぐ歯磨きして支度するから外で待ってて」
「あと10分で出てこないとアウトだよ」
「わかってるって」
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