タイに憧れて ナツ編 最終章

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日本へ戻ってから 私たちは 一緒に暮らすためのマンションを 借りることにして 彼女の学校に 通学するのに近い 巣鴨駅の近くのマンションに 決めました。 仕事行くには 今までは蒲田から自転車で 通えたのだが 今度は 都営線乗り換えで 電車通勤に変更 そこで 会社に 定期券を 買って その手続きをしたら なぜか 今回だけでいいとか? 前は自転車で通勤していたが 蒲田から大森駅までの一ヶ月定期券を購入して 毎月分 その分を貰っていたのだが。。。この時気がつくべきだったのだが 暗雲がいろいろと立ち込めていたのに さて 引越しも済んで ナツも 近くの友達と一緒に暮らしているところから 引越してくるはずが なかなか 来ないで  こちらも 一ヶ月 慣れない電車通勤をしつつ 彼女に連絡を取るも  なんやかんやと 伸ばし伸ばし やって来ないわけだ。これも この時点で おかしいと気づくべきだったのだが。。。 さて 前回タイへ行った半年後 まだ 蒲田に住んでいた頃で 話は遡るのだが その時 彼女の弟が またクルマで迎えに ウボンラチャタニー空港へ来てそうそう 車の販売会社ディーラーのところへ 直行したんですよ そして 「日本車を買いたい」と言ってたので 買えばと 特に気にせず 答えたら すごい大喜びしてるんですよね ちなみに この頃は 日本でも タイ語習っていたので 結構話せるようになってはいたのだが 横にいたナツに 「なんでこんなに喜んでるのか」尋ねたら なんと いつのまにか 車の料金は私が払うことになっていて カードを 出せって話になってるわけで 「なんで そんなことになってるんだよ 車の代金なんて大金 カードじゃ払いきれない」と答えたら ものすごい 剣幕で ナツに弟が詰め寄っているんですよ 「お金持ちの日本人が払うのは当然だろ 身内なんだから」と 平然と言ってるのを聞いて 私は 背筋が 凍りましたね っで 仕方なく 今は カードの限界あるから無理と答えて その場は収まったのだが 結局 日本に戻ってから 払わせられるはめに なりましたね この時点で そんなバカなこと 断るなり なんか手を打てばよかったのだが
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