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日本の九州の宮崎市内。
春のある日、俺は高校の入学式のあと宮崎駅から自転車でTSUTAYAを目指した。
階段をあがり二階のレンタルコーナーに設置された任天堂ゾーンの前で趣味のRPGツクール制作のサイトにアクセスするために3DSを起動した。
3DSに専用の画面が表示されて画面を操作した。
親交があるツクラーの半値が表示されて。
最後に「魔王」と言うヤツが表示される。俺は魔王の作品をゲーム制作の参考にしてるので常にチェックしている。
「魔王」の欄に新作ゲームと思われるゲームタイトル「転職魔王」とある。俺は3DSを操作して。わくわくしながら目の前の任天堂ゾーンの前で3DSが魔王の新作ゲーム「転職魔王」のダウンロードの完了を待った。
ダウンロードの完了を知らせるガイド文章のあとにこうガイド文章の表示がある「勇者の資格を確認、転移開始」刹那。
光が3DSから溢れて俺は光に包まれ意識を失った…俺は覚醒した…
瞼を開けて、ゆっくりと体を起こす。
視界に光がありどうやら硬い地面を背中に感じる。
ここは…
ゆっくり体を起こす。
?
「暑いよ~(;´д`)むにゃむにゃ…」
目の前の祭壇の近くで若い女の子がイビキをかいて眠っている。
?
「ぐぅぐぅ…」
美少女が俺に気づいた
よくみると相当な美少女だ。
橙色の髪に青い瞳。
白いはだ…ほとんどロシア人だな。
「よいしょ」…美少女がのびをして立ち上がり腰まである長い橙色の髪がスタイル抜群の四肢にかかり揺れた。
?
「はじめまして。勇者様、私は神の一族で勇者様の案内人(ガイド)をします。エミリアです。エリーとお呼び下さい松本律様?」
律
「ここはどこだ…勇者様ってあれか、救世主的な奴か?」
エリーがゆっくりと長い白いローブを揺らして歩みよる。
歩くたびにおっぱいがぷるんぷるんとゆれていて健全な男子高校生には目に毒だ。
エリー
「あなたに光を…」
エリーの指先から光が溢れて俺の体を包む。
体にピタリとあう軽い鎧と刀身の短い剣。
ゆわゆるショートブレードが腰に鞘に入って専用のベルトに装備されている。
エリー
「ようこそ♪異世界マジッスカへ勇者様♪」
こうして俺は異世界マジッスカに召喚されたのだ。
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