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第1章
「冒険開始🎵」
俺はエリーと神殿の門をくぐった。
古びた木製の門を潜り階段を一歩ずつ降りる、と門の光が溢れて俺が瞼をゆっくり開くとそこに果てしない蒼い空が視界に広がった。
深呼吸すると日本とは違うみどりの美味しい空気の味だ。ふぅーはぁー生き返るぜー。
俺はどこまでも広い空を見上げていたが…目線を下げるとどこまでも地平線が続く。
揺れる草原の先に白亜の城らしきものが見える、その道が神殿よりのびている。
ふと上空をみあげると、何かがゆっくりと動いてる…
なんだ?飛行機か?
目を凝らす、怪物…いや…ドラゴンだ!?
俺を目指して小型のドラゴンが翼を広げて滑空して強襲する!!
エリー
「シャイニングアロー!!」
光の矢がドラゴンの翼を貫く。
バランスを崩したドラゴンが火炎のつぶてを吐き出して俺は逃げ回りエリーは一発もらってしまった。
エリー
「ひどいよー😵エリーちゃんいじめないでぇ~😞」
泣きながらじたばたしている…小学生かよ…😓
俺
「わかった、わかった。俺が時間を稼ぐから回復しろ、逃げる準備だ!!
エリー
「ブ・ラッジャー」
脳内にメッセージが響く。
―バトルウインドウを展開します―
なんだ❗なんだ❗何が⁉
目をこらすとゲーム的な俺のステータスが近くに浮かび上がる。
俺(松本律)
体力(HP)50
精神力(MP)30
攻撃力20
防御力 15
スピード20
習得スキル一覧
装備可能武器一覧
短刀、剣、小盾、服、軽服、軽鎧、ブーツ、リング。
なるほど…「エリーっ!ショートブレードは扱えるんだな俺は!?」
エリーはうんうんと肯定しつつ林の近くでかわりの服を魔法のカバンらしきものからさがしている。
俺はショートブレードを鞘から引き抜いた。
よし、いける!!
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