第1章 春祭りの木霊

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第1章 春祭りの木霊

思えば、すべては青山墓地へ花見に立ち寄った昨年の春に始まったのだ。あそこで増田家の墓を見かけたことが、私、黒田瑠璃子の人生を大きく変えた。 いや、運命に導かれて墓を発見した、ということに違いない。
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