第1章 春祭りの木霊

1/14
17人が本棚に入れています
本棚に追加
/176ページ

第1章 春祭りの木霊

思えば、すべては青山墓地へ花見に立ち寄った昨年の春に始まったのだ。あそこで増田家の墓を見かけたことが、私、黒田瑠璃子の人生を大きく変えた。 いや、運命に導かれて墓を発見した、ということに違いない。
/176ページ

最初のコメントを投稿しよう!