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しかし、そういう全国の霊的な場所を何年もめぐり続けたためか、夜の真っ暗な中でも城山に登り続けて霊に仲間だと思われてしまったのか、あるときから私は、ある特殊能力に目覚めることになる。
それは、今まで気にもとめなかった、私が経験してきた上記のような科学的には証明できない不可解なできごとの本当の理由、そのものをきちんと把握できる能力…。
その能力を手に入れた私は、実は自分の霊感はとても強いものだということに気づくのだった。
なぜ今まで自分には霊感がないのだと思っていたのだろう…。そのわけは後に知ることになるが…。
それよりも先にまずは霊的な感覚にも二種類の感覚があることに気づくのだった。
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