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仕事(打合せ)の後に、やどり木に寄った。
ランチタイム終わりで空いているかな?
「こんにちは。」
「いらっしゃいませ…あらっひなたちゃん、いらっしゃい!」
カウンターにいた香夜さんと目が合う。
「楓ちゃん呼んでくるから。
座って、座って。もうお昼は食べた?」
カウンターの席をすすむられる。
お昼ご飯はまだ食べていなかったのでそう伝えた。
椅子をひき、隣の椅子に荷物を置いて席に着く。
くるっと店内を見渡す。
ランチタイムも過ぎて静かな店内。
常連さんの近所の方が1組。
窓側の席でお茶を飲んでいる。
「こんにちはぁ~。」
キッチンから楓が出てきた。
「こんにちは、昨日陽くんと一緒だったよ。」
アイスティーを持ってきてくれた。
ありがとう。といい。アイスティーをひと口飲む。
「はぁ~。やどり木は落ち着くな。」
とてもほっとする。
楓にクスクス笑われつつ。
「いつでも、おいでよ!って忙しいか?」
「そうでもないんだけど、最近はスポーツジムに通いだして…。」
「えっ?ひなたがジム!」
運動が苦手なのを知っている楓はありえないと驚いていた。
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