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縁側から自由に出入りするような家なので、車椅子など気にしなくてもいい。
俺の両親に連絡すると、車椅子よりも料理の好き嫌いを気にしていた。
田舎料理しかないので、口に合うのかが不安らしい。
こんなに分厚いスケジュールなど、俺の出張報告書よりも凄い。
暫し絶句していると、慶松が笑っていた。
「二泊するのか。風呂は平気かな」
俺の実家の風呂は、結構広い。
車椅子では入れないが、二人で入っても充分に広い。
「まあ、有真と御調もいるしね」
俺は、御調に泊まり込めと依頼してみた。
すると、一緒に寝るのならばいいとの返答がきた。
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