第四章 木の上の神様 四

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「本当に、眠るだけね」  明日は自宅待機ではあるが、土産を買ってきておこう。 それに里見の所にも、顔を出しておきたい。 週末に行けないので、里見は怒るかもしれない。  俺は、慶松のベッドに横になると、どうして祠堂の事が気になったのか話してみた。 それは、祠堂の父親が自殺した時の話であった。
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