第五章 木の上の神様 五 

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翌日、君島に持ってゆく土産と、実家への土産を購入していると、 里見から電話が掛かってきていた。 電話を取ると、電子音で早く来いと告げている。 「里見君、俺、自宅待機中だし、夕方から用事があるよ」  行くつもりであったのだが、少し意地悪を言ってみた。
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