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「でも、死のプログラムですからね。Ｋ商事への糾弾はあるでしょう」
できるだけ、糾弾は回避させたい。
Ｋ商事を守るのではなく、今後、爆発などで辛さを表現して、
認められるなど無いようにするためだ。
「宍戸、糾弾を回避したい。犯罪は犯罪で、それは死の意味ではない」
テロ行為を評価しないのは、死まで思い詰める正義を憎んでいるせいだ。
人は、生きる事を優先させなくてはいけない。
「護浩さんの望みですね。いいでしょう、子供の頃の、孝弘さんの写真集で手を打ちましょう」
俺は、宍戸を見てしまった。
どうして、孝弘をコレクションするのか、そして執着するのか時々分からなくなる。
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