第五章 木の上の神様 五 

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「うん。そうかもしれないね」  俺は辺見に会ってみようと思う。 どんな人物なのかで、この発端を確認してみたい。 「では、行ってくるよ」  立ち上がると、里見が手を振っていた。 俺が手を振り返すと、正面の画像が真っ黒になった。  里見が眠ったのかと思ったら、俺を睨んでいた。
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