第五章 木の上の神様 五 

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「私は、祠堂君の子供が欲しかった」  女性しか子供を産まないのならば、女性を許すと君島は思った。 「…………」  嘘は言っていないと分かるが、教授で頭が良いのに、君島の性格は歪んでいた。
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