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「……?何のローション」
そこで、互いにパッケージを見てしまった。
どうも化粧水の類だったらしい。
「仕切り直しで、これは食べても平気なローションね」
内臓に入ってしまうので、食べても無害は必須の気がする。
「氷花、綺麗だよ」
毎回思うが、顔を見て言われるのも嫌だが、尻を見ながら言われるのも嫌だ。
俺が、手で尻を隠そうとすると、余計に慶松が力を込めてくる。
「指、入れるよ」
そこで、慶松が指を差し込んできた。
一本ならば、さほど痛くはないし、異物感も少ない。
硬いものが、当たっているという感覚しかなかった。
「……いつもより、きついかな?」
いつもと変わらない気がするが、慶松がローションを足していた。
慶松は丁寧で、ローションも手で温めてから添えてくれる。
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