第七章 夏は草に埋もれて 二

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そもそも、この犯人は、爆破と一緒に吹っ飛ぼうともしたらしい。 だが、その度胸は無かった。 現場には、幾つものビー玉が散っていた。 爆破現場には、小さな紙切れがあり、『いい休日を』と書かれていた。  B君は、俺が休みを取るということを予測していたのだろうか。
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