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少し窓を開けて、空気を入れ替えてから、再び考えてみる。
すると、俺は信哉に信じて貰いたかったと気がついた。
でも、こんなオカルトを言ったのならば、信じて貰えなくなるだけであった。
「忘れてください」
これは、否定しておこう。
でも、信哉は溜息をついていた。
「忘れてあげてもいいけどね」
信哉は、又、歌をうたっていた。
俺は、景色を確認しながら、ふと、仕事をしてしまっていた。
「あ、新規部品の図面が届いた」
機密情報であるのに、俺の個人の端末に確認の図面が入っていた。
これは、機密上、問題があるのだが、図面を見てしまった。
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