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今度は、B級で盛り上がると、高速を降りた。
普通の道では、やはり、信哉の足では難しい。
それに、田舎道なので、慣れていないと怖いだろう。
「コンビニに止まってください。俺が運転します」
これは、譲れない。
すると、信哉は残念そうにコンビニに止まると、後部座席に移ってくれた。
「何故、後部座席?」
「運転席と、後部座席から降りられるように、車椅子のセット器材を作ったからだよ」
助手席に乗るという選択は無かったらしい。
俺は運転席行くと、ミラーなどの位置を確認しながら、座席の高さを合わせた。
ブレーキの重さが、本当に軽い。
これは、急ブレーキをかけてしまいそうであった。
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