第十章 夏は草に埋もれて 五

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 品治が図を描いてくれたが、描いた物が割り箸の袋であったので小さい。 しばし凝視したが分からないので、近くにあったカレンダーを破いて、 再度、裏に描いて貰った。 すると、母親が今月がまだあると、怒っていた。  仕方がないので、品治の図をそのままに、テープで貼って戻しておいた。
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