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柴田の熱意を、啓一は笑顔で見ていた。
途中、お茶を貰ったが、運んで来た女性は昨日の女性では無かった。
「氷花さんが、キャベツをそのまま食べたと言ったら、妻が持ってきてくれましたよ」
いつ、妻に連絡していたのであろうか。
話の区切れ目で、啓一が外の軽自動車を見ていた、
自動車からは、幾つもの野菜が降ろされていた。
軽自動車の女性は、他の女性社員とも仲が良いようで、同じく野菜を渡していた。
「妻の仁美(ひとみ)です」
そこには、笑顔の可愛い女性が立っていた。
既に実家で農作業をしているとのことで、作業服を着ている。
でも、笑顔がとても可愛い。
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