第二章 木の上の神様 二

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 辺見は、勤め先の学校でトラブルがあり、教職を辞めた。 そのトラブルとは、辺見が僅かに教室を離れた時に、 生徒同士がナイフで切り合ってしまったとある。 怪我は大きくなかったが、大問題になってしまった。  その時、生徒の幾人かが、先生のせいだと責めている。 その理由は明らかにはなっていないが、辺見は教職を辞めた。 その後、辺見の妻が首を吊って亡くなった。
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