第二章 木の上の神様 二

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「又、首吊りなのか……」  資料を閉じると、神社の森の木々が目に浮かぶ。 同じ風に吹かれているのに、どうして振り乱すように揺れるのであろうか。 まるで、狂ったように木々は揺れている。 あれは、怖いと思う。
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