第二十二章 遠い雷鳴 二

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「さようなら」  慶松は、岩崎に深く頭を下げていた。  朝まで岩崎の横にいようとしていたが、川越に連れられて家に戻った。 眠れないと思っていたが、相当に疲れていたのか、朝まで眠ってしまっていた。  翌日、日の出を待たずに、宍戸と孝弘は帰って行った。  そして、岩崎の家族が来ると、現場を確認し花を供え去って行った。 岩崎の荷物は、後日、引き取りに来るという。
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