188人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし、俺も慶松も基本はバイで、女性も嫌いではない。
男だからいいという訳ではない。
トボトボと風呂に行くと、元気一杯の慶松が、本当に一緒に入ろうとやって来た。
「さてと、氷花君。何に悩んでいるのかな?」
俺がため息を付きつつ服を脱ぐと、
先ほど、遠見に聞いてしまった事を繰り返して考えてしまった。
「会社の存続だよ。会社を存続させるために、自殺をするというのが、
俺には理解できなかったので、遠見さんに聞いて貰った」
そこで、最初にシャワーを浴びてから、髪の毛を洗い出す。
すると、慶松は俺を湯舟に入れて、髪を洗ってくれた。
まるで美容室のシャンプーのようで、すごく気持ちいい。
最初のコメントを投稿しよう!