あぁ、書店員はつらいよ

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さて、新刊コミック品だしと同時進行しているのが新刊書籍・文庫その他もろもろの新刊たち こちらに関してはダンボールに入って、送られてくる どのダンボールに入っているのか、分類が一目でわかるようにビニールヒモの色で分けられている 白・・・新刊書籍・文庫その他の新刊たち 緑・・・新刊補充→再印刷(業界用語で重版という)されてとどいた分 ピンク・・・文庫・コミック補充分 紫・・・書籍補充分 黄・・・出版社からの送りこみ分 等など、おおまかにはこんな感じ (※注:あくまで著者が勤めていた本屋さんがモデルの話しなので、全国の本屋さんが上記のものと同じとは限りません) もちろん優先は新刊なので、白と緑のビニールヒモから検品していく 開封すると新しい紙にインクの匂い 運びやすように、トラッカーにのせる 本を見ながら 「この人の新刊、もう出たんだな。出版のスピード早くね?」 というのもあれば、本の帯に『5年ぶり!待望の新刊登場』などというのもある 本を刊行するスピードは定期的に発売されるコミックに比べると、書籍・文庫は不定期のものがおおい 著者の創作スピードだったり出版社の思惑などが入り乱れてそうな気もする 実は新刊が少ないと寂しい気もするが、量がが多いと若干萎える トラッカーにのせるときにはおおまかなジャンルで固めてのせる。そうする事で本を売り場へ出すスピードが早くなり、売り場をいったりきたりしなくていいので効率がいい ガラガラガラ… トラッカーを売り場へ持って行く ここからがまた、ひとしごとなのだ
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