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急に扉から刃物を持って全裸で近寄ろうとする父親。
「やれやれ、ですかね」
その時、大崎さんの声が聞こえる。そして彼は護身術を使用して彼から刃物を取り上げる。コートを被せて外に連れていく。
しばらくして神田さんが来た。
「宮城さん、大丈夫?」
「えぇ、大崎さんのおかげで」
「後で彼に署で話を聞くわ。あなたは荷物をまとめて実家に帰ることを私は勧めるわ」
「そうします」
「なら、手伝うわ」
私は荷物をまとめて家を出た。パトカーで実家に帰ることにした。
それからのこと、模倣犯で違う場所で猫殺害事件は起きたが、逮捕されていくのが続いた。父親は終身刑という刑になったが、私たちには関係なかった。縁を切ったのだから。関わった警察の方もそれなりの罰を下されたらしい。私は仕事を辞めて母親と過ごしていたが、合コンで意気投合した男性と結婚をした。
お腹の中には小さな生命を宿していた。新たな生活が始まるのだった。
-END-
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