一章       学園生活                

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エレベーターに乗り階数ボタンを押し暗証番号を打ちエレベーターは動き出す。 ポーン。 そんな音と共に扉が開く。 コツコツコツ 俺の足音が響く。 そして突き当たりの壁に手を当て魔力を流す。 カチッ ウイーーーン 扉が開き向こう側が露になった。 「おや。珍しい。  おかしな物でも食べたのかい?レオン。」 からかいぎみに声をかけてきたのはギルドマスターだった。 「おかしな物って。失礼ですね。  ちゃんと自炊してますよ。」 「おや。そうなのかい?  で?何があった?あんだけここに来ることを嫌がり八帝会議にも欠席しているのに」 俺は心の中でため息をついた 「マスターふざけないでください、俺を呼んだのはマスターでしょ。  何度も嫌だって言ったのに。  そして俺をここに来させるためにわざわざ報告しなければならないようなクエスト  押し付けて。」 嫌味たっぷり含んだ言葉をマスターに向かって吐き出すと 「はっはっはっは。悪かった悪かった。実はな今日の八帝会議に出席してほしいのと  学園に通ってもらいたいんだが。」 いつもどうりの言葉と予想外の言葉が帰ってきた。
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