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みんなは焦った。
副級長の相澤君は、念のため電話してみたが、連絡の取れた実家にはいなく、携帯の番号は変えてしまったらしい。
相澤「高瀬さん、連絡も寄越さないとかどうかしてないか?」
三富「だよな。去年まではちゃんと返事寄越したのによ。」
あたし「夏紀のお母さんから何かない?」
相澤「そう言えば、もう半年以上も顔見てないとか。」
由香里「半年も?」
相澤「あぁ、それも正月の挨拶にも来なかったらしい。」
三富「おいおいふざけんなや。」
小長井「それって、結婚してから一切なのかな?」
そんなワケで、三富くんと小長井くんが夏紀を探すことにした。
三富「情報によるとこの辺だよな。」
小長井「あぁ。しかも、単独で家から出たところを見たことがないって。」
三富「全く、水臭いことしやがって。行くぞ、小長井。」
小長井「う、うん。」
???「厄介な連中だ。俺の夏紀を渡しはしない。」
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