first affection

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「高校なら車で行けばいいよ。桜ノ宮なら車送迎多いし。」 拓実の発言にギョッとしたのは葉月だけで他の面々は納得したような顔をしていた。 「そうだな、専属の運転手をつけようか。」 「あ…あの…そこまでしてもらうのは…」 居たたまれなくなり葉月が否定しようとすると、義母に真剣な表情で言われた。 「葉月ちゃん、お金を持つと危険も付いてくるの。だから…慣れないでしょうけど貴女を守る為だと思って受けてほしいの。」 「お義母さん…」 「もちろん、臨機応変に対応はするからそこは安心して頂戴?」 にこりと微笑んだ義母に葉月は肯定の意味でコクりと頷いた。 「ありがとね、葉月ちゃん。」 頭を撫でながら言われて葉月は照れたように顔を赤くした。
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