second affection

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「あ…安積さん…?」 いたたまれなくなって声をかけると悠斗は一呼吸調えた後、口を開いた。 「…葉月さまがそこまで考えておられると思いませんでした。ですが、私(わたくし)も仕事ですので…理由をお聞かせ願えますか?」 悠斗の言い分はごもっともで、葉月はある程度予想はしていた。 最初は"大げさな人"だと思っていたが今までの所作を見て"誇り"を持っているがゆえの受け答えだったのだと感じていた。 それならなおさら、いい加減な気持ちで接してはいけないと葉月は思ったのだ。 「あたしは、環境が変わってこの世界に入ったばかりで、知らないことばかりです。多分安積さんにたくさん迷惑をかけます。だけど、迷惑かけてばかりじゃなくてちゃんと自分の足で立ちたいです。だから…あたしに戦う為の武器をください。」 そこまで言った後、気づいたら部屋が水をうったかのように静まりかえっていることに気づいた。
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