ガルダの伝説

プロローグ

貴方は“魔女”と呼ばれる存在をご存知だろうかーー

古き書物のどれを見ても、魔女は人を惑わすや、呪術を扱うなどの事柄が記されている。特に有名なモノといえば、【魔女裁判】だろう。

思慕、畏敬、恐怖、憎悪、嫌悪……

様々な感情、思惑が彼女達につきまとっていく。

果たして、“魔女”とは何なのか？何故人々に疎まれているのか？
歴史を深く知る者は永遠に口を閉ざす。そこにあるのは、“哀しみ”なのかそれともーーーー。

永遠に救われない牢獄に彼女達は、囚われ朽ちてゆくのかーーーー。

けれど、必ずしも救いは無いなど誰か定めたのだろう。

“奇跡”は起こるーーー。伝説を残して。