act 1  瑠璃色のひとみ

12/21
前へ
/85ページ
次へ
 「想像していたよりも、断然 可愛いじゃないか」  「ほんとだな。意外だ」  長身の男二人、ソフィーの前でなにか意味ありげな笑いを漏らす。と、グレーの髪の男がソフィーの前に跪いた。  「はじめまして。テーオドル・フォン・ヴェステルだ。」  すっと彼はソフィーの手をとる。  「貴女はソフィー・マールミアン?」  「は、はい」  よろしく、とテーオドルが微笑んだ。    
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加