序章 前

8/36
前へ
/546ページ
次へ
 変革には必ず軋轢が伴う。神官らは当然、天帝を軽んじるかのような王の振る舞いと政治とを批判した。乙王はそれらの批判に耳を貸さず、王を諫めようとする神官達を罷免し、野に下らせた。  乙王は国土を伸張し富を作ったが、同時に国内外に次々と敵を作っていったといえる。
/546ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29人が本棚に入れています
本棚に追加