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一息つこうと座った時携帯が鳴った。
翔からじゃないのは間違いなかった。
時計を見たらまだ８時すぎたところ。
こんな早くに誰からだろうと思いながら電話に出た。
「もしもし、私は桜井ママクリニックの院長の桜井と申します」
桜井ママクリニックというのは昔優花を出産した病院だ！
わざわざ院長先生が、しかも電話をくれるなんて！
「おはようございます。昨日は不躾な問い合せをして失礼しました。わざわざお電話ありがとうございます」
それから昨日の問い合せたことについて話した。
桜井先生はこう言ってた。
「僕の病院でも体重に関しては言わせて貰ってます。でも水を飲むだけでも太る方も居ますし増えたものは減らないしもう８ヶ月にもなれば減量することもできませんし、昨日の問い合わせ内容のような過激な事は言いません」
そうそうそう！
そうなんやって！
私は水を飲むだけでも太るんです！
その言葉を聞けただけでも安心した。
どこでもそうじゃないってことがわかったから。
それから病院への転院の話をしてくれた。
「転院は紹介状を持ってきてくれたら大丈夫ですよ。お金は正直分娩費用に関してはどうにも出来ませんがお部屋はどこでもいいなら観察室代わりに使ってる部屋があるのでそこで良ければ部屋代は要りません」
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